暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑くて蒸しますね。
7月の教室は順調に半分以上終わりました。前半の記録です。
フィナンシェ2種とクレメダンジュ風チーズケーキ。
クレメダンジュは正確にはフロマージュブランを使うのでこれはあくまでクレメダンジュ風です。
水切りヨーグルトを使います。でも、水切り加減で味の印象が違うので簡単だからといっても侮れないお菓子です。出来立てはふわふわでとても美味しく、その後も美味しいです。
フロマージュブランを使い中にソースが仕込まれている本物よりも私はこちらのほうが好きなんです。皆さんはどうでしょうか?
たくさん作ってくださいね。
フィナンシェ、うちでの商品名はフリアンとしています。中身はほぼ同じで厚さや型が変わると呼び名が変わる特徴があり、フリアン、フィナンシェ、ウィジタンデーヌなどなどあります。
フィナンシェは昔から私の嫌いなお菓子でした。どこで食べてもくどさが苦手で1つ食べきることが出来ず、そうなると当然作る意欲がなくなります。
教室の時にチラとお話しましたが、大昔にお菓子屋でやってゆくか迷っていた頃に、着付けのアルバイト
(成人式後から着付けを習っていました。清水とき流と装道です)で行った銀座の老舗和菓子屋の総領さんの結婚式で振舞われたそのお店のお菓子がフィナンシェっぽいコレでした。それが上品で美味しく、卵白でフィナンシェ風なのにくどくなくてまた食べたくなったため、再現しようと舌に叩き込んで現在に至ります。
転職を考えていたのに結局お菓子バカだった私。
迷うというのも時に必然!!と思ったのはその後ずいぶん経ってからです。
ちなみに、その結婚式のお仲人さんが石原慎太郎さんでした。
(裏方でしたがロビーに見に行った。昔から私はミーハーです。
)次はダコワーズとムースオランジュ
ダコワーズを初めて食べた時の感動は忘れられません。本来は大きくホールケーキで作るものを、日本人のパティシエが小判型にしたんですよ。
型を使いますが無しで、ブッセのように絞っても可愛いです。
自家製のフランボワジャム、クレームオブールプラリネ、市販品のヌテラ(手抜きでも美味しいということで)3つの味をレクチャーしました。
ムースオランジュはムースの基本です。イタリアンメレンゲを使う本当のムースで、口当たりがよく美味しいです。果汁部分を置き換えて砂糖を抜いて塩味にすれば前菜にもなる野菜のムースが出来ます。
暑い中の焼き菓子は少しきついかなと思いましたが上出来でした。
梅雨あけはまだのようで、本格的な夏はこれからです。8月は例年通り教室はお休みいたします。9月の教室受付は7月末に告知して8月中に受付します。
ぷりん屋は昨年の営業日誌に「1ヶ月休みは長過ぎ」とあったので、今年はお盆の時期にお休みする以外は営業します。
だらだらしているぷりんちゃん。
皆様、暑さ厳しき折、ご自愛ください。