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マドレーヌの日誌~depuis1999~

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枯間の草の春をみせばや

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お茶のお稽古のとき、姉弟子さんが茶杓の銘に「雪間の草」を使われた話から”花をのみ 待つらん人に 山里の 雪間の草の 春をみせばや (藤原家隆※1)”という和歌を覚え、薄い脳ミソのシワに刻み込む。利休が好んだ歌だそう。きっと忘れてしまいそうなので印象付ける写真を撮って覚えておこうと思い、落ち葉を掻き分けてみました。若々しい緑色の芽が顔をのぞかせているのが嬉しいですね。

利休の師匠、武野紹鴎は”見わたせば 花も紅葉も なかりけり 浦のとまやの 秋の夕暮 (藤原定家※2)”を好んだそうです。

和歌のよさは光景が鮮やかに想像できる言葉選びの妙にあるとされているので解釈は様々で、利休も紹鴎もそれぞれ自分の思う侘び茶の境地はこっちのほうが近いというように現したみたいです。違うようでいて境地としては同じような印象を持ったのですが、どうでしょうか。

土・日更新、メールの返信お休みします。

※1:花ばっかりが春じゃないよという歌
※2:粗末な小屋が夕暮れに映える景色も花や紅葉くらいのご馳走だね。という歌

by made-sato | 2012-02-10 14:04 | 日誌/お知らせ
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